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パソコンの消耗部品(有寿命部品)について

 中古パソコンが故障する理由はいくつかありますが、その代表的なものご紹介します。パソコンには家電やお車同様、有寿命部品がいくつかあり、その経年劣化(時間がたつと壊れやすくなる)によって故障するケースがほとんどです。これらの有寿命部品がパソコンの機械としての寿命を決定します。

主な有寿命部品を故障しやすい順に挙げると、以下の11点あります。

1.キーボード
2.マウス
3.ハードディスクドライブ
4.フロッピーディスクドライブ
5.CD/DVD ドライブ
6.光磁気ディスクドライブ
7.ディスプレイ(CRT/LCD)
8.電源ユニット
9.冷却ファン
10.マザーボード上の電子部品(コンデンサー類)
11.マザーボード上の記憶用ボタン電池あるいは同機能の電子部品(CMOS保持電池切れ)

 このような有寿命部品について。PC各メーカーでは、一定期間内での保守交換を薦めております。(もちろん交換は有償です。)

 お車であれば、2年ごとの車検で消耗品を取り替えるというメンテナンスを行っているので、10年持たせることもできますね。実際の生活では、家電は壊れるまで利用する。車は10年乗りつぶすか、それまでの間に下取りに出して新しい中古車、あるいは新車をご購入されると思います。パソコンも消耗する部品がある以上、必ず壊れますので、同じような感覚で部品の交換や中古・新品の買い替えをお勧めします。

 寿命について解説したいと思いますが、この寿命については、パソコンもお車同様、使用頻度や経過時間、使用環境(温度・湿度)等によって摩耗・劣化の進行が異なります。

 有寿命部品の交換時期の目安は、使用頻度や使用環境等により異なりますが、空調のある通常のオフィス環境で1日8時間、1ヶ月25日の通常ご使用で約5年を目安にしております。 (この期間はあくまでも各有名メーカー一般的な目安です。無名メーカー場合はより短い場合があります。)

 なお、新品のパソコンであっても、これらの摩耗や劣化等により有寿命部品を交換する場合は、保証期間内であっても有料となるのが普通ですし、お客様または第三者の故意または重過失による事故や、性能に影響の無い外見の変化(曲がり、へこみ等) 、部品の自然消耗または時間の経過による自然のさび・変質・変色等 、消耗品欠品での不動作(リムーバブルデバイスのメディア不良等)については保証の対象外です。実は新品と中古との保証の差は当店の場合ほとんどありません。パソコン製品全般に共通する保守内容ですね。

 当店の場合は、「ちゃんと使えること」を基準として再生を行っておりますので、経年劣化により、寿命となった部品、寿命が近いと予測できる部品は検品時に検知して、交換修理を行った上で商品としております。できないものはジャンクとして扱い正規のリユースPCとしては、販売いたしません。このように製品の品質を上げてますので、経年劣化による故障の確立は低く抑え、中古でありながら品質を高める努力をしてます。

 また、当店の故障トラブル報告のほとんどは、ハード本体の故障ではなく、ソフトウェアインストールが原因の不具合やOSバージョン(Windowsのバージョン)とアプリケーションソフト(Wordやゲーム、インターネット接続ソフトなどOS以外のソフト)のOS対応トラブル、そしてウィルス感染によるトラブルです。今後は、このようなトラブルに対しての経験はございますので、よりサービス拡充できるよう準備を進めております。

 とはいえ、それぞれの有寿命部品の寿命はどれくらいかが気になりますので次回以降解説をしたいと思います。

当店ではじめて中古パソコンを選ぶ方へ(全11回連載)
第1回:多くの方が中古パソコンを選ぶ理由
第2回:パソコンの経年劣化と故障リスクについて
第3回:パソコンの消耗部品
第4回:キーボード・マウス、入力装置の寿命について
第5回:ハードディスクの寿命について
第6回:光学ディスクドライブの寿命について
第7回:液晶ディスプレイの寿命について
第8回:熱による寿命劣化と電源ユニットの寿命
第9回:故障リスクとの付き合い方(未配信)
第10回:バックアップをとる時期と何をとればよいか(未配信)
第11回:ホームメンテナンスのガイドラインについて(未配信)